ぷち豆知識

2023-05-01 10:05:00

こどもの日

72BCE23A-C8C0-4B43-B56F-71F3F6471181.pngこどもの日(5月5日)

 

こどもの日は、端午(たんご)の節句の日

子どもたちが元気に育ち、大きくなったことをお祝いする日

 

もともと5月5日は「端午の節句(たんごのせっく)」で、男の子の健やかな成長や幸せを祈って、お祝いをする日

1948年に、5月5日を「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」お休みの日となり、端午の節句の日が、こどもの日になりました。

男の子の日から子供たちみんなになり

母に感謝する日だったんですね。

 

端午の節句は、

もともとは病気や災い(悪いもの)をさけるためのお祓い行事

その行事のために使っていた「菖蒲(しょうぶ)」が、兜に菖蒲を飾ったり流鏑馬などの勇壮な行事となり、男の子の行事になって、江戸時代に徳川幕府によって定められ、男の子の健康と出世を願う行事として定着。

 

鯉のぼり

「鯉」というお魚は、強くて流れが速くて強い川でも元気に泳ぎ、滝をものぼってしまう魚。

そんなたくましい鯉のように、子どもたちが元気に大きくなることをお願いする意味が込められています。

五色の吹流しは、子どもの無事な成長を願って悪いものを追い払う意味が込められている。

 

柏餅

柏の葉でおもちを包んだもの。

柏の葉は、新しい芽が出るまで落ちない「子孫繁栄」の縁起を担ぐ食べ物

 

菖蒲湯

菖蒲の葉っぱは香りが強いため、病気や悪いものを追い払ってくれる

 

兜や鎧

子どもの身を守って元気に大きく育つようにたくましく強く育って欲しいという意味が込められている

 

そのほかの食べ物

ちまき、べこ餅、あくまき、カツオ

 

子供と一緒に、母への感謝し、楽しくお過ごしましょう!

 

 

2023-04-05 06:40:00

花まつり

IMG_8315.jpeg4月8日は花祭り

お釈迦様の誕生日を祝う仏教の行事

 

お釈迦様の誕生日とされる4月8日に行われる仏教のお祝いの行事です。

宗派問わず寺院や仏教系の学校などで広く親しまれています。

灌仏会(かんぶつえ)、仏生会(ぶっしょうえ)、降誕会(ごうたんえ)、浴仏会(よくぶつえ)など呼び方があります。

 

花祭りはもともと、お釈迦様が生まれたとされるインドで広く行われ、その後に中国、日本へ伝わったとされ、日本では奈良時代の誕生仏(花祭りで使われる仏像)が残っており、この頃すでに花祭りが行われていたと見られています。

 

花祭りの行事や作法

法要を行ったり

花で飾りつけた小さなお堂「花御堂(はなみどう)」を作り、中に誕生仏と呼ばれる仏像を安置。

誕生仏に柄杓(ひしゃく)ですくった甘茶をかける

これはお釈迦様の誕生時に龍が天から降りて香水(こうずい)を注ぎ、洗い清めたという言い伝えにちなんでいます。

香水とは清めのためにお香などを混ぜた水のこと。花祭りでも、甘茶ではなく香水がかけられることもあります。

 

また、花祭りに甘茶をいただくと無病息災で過ごせるともいわれ、寺院の行事で配られることもあります。

 

甘茶は基本的に甘味料は入っていません。甘茶はヤマアジサイの変種である「アマチャ」の葉を乾燥させて煎じたお茶で、お茶そのものに甘みがある飲み物なのです。

 

参考までに

2023-03-12 08:52:00

春のお彼岸

春のお彼岸 3月18日〜3月24日まで

彼岸(ひがん)は雑節の一つで、春分・秋分を中日とし、前後各3日を合わせた各7日間(1年で計14日間)です。この期間に行う仏事を彼岸会(ひがんえ)と呼びます。
 
3月18日  彼岸入り
3月21日  中日(秋分の日)
3月24日  彼岸明け
最初の日を「彼岸の入り」、最後の日を「彼岸明け」(あるいは地方によっては「はしりくち」)と呼びます。
俗に、中日に先祖に感謝し、残る6日は、悟りの境地に達するのに必要な6つの徳目「六波羅蜜」を1日に1つずつ修める日とされています。
この六波羅蜜はすべて実践できる、実践すべき教えです。実践することにより、般若(単なる智慧でなく、どこまでも深まっていく智慧)が身に付きます。ひいては、此岸にいながらにして彼岸に渡ることになります
 
布施波羅蜜(ふせ) (布施をすること)
利他の精神で見返りなく、相手を尊重する気持ちを持つ事
 
持戒波羅蜜(じかい) (戒律を持って生きること)約束を守る事
 
忍辱波羅蜜(にんにく) (堪え忍ぶこと)
一時の感情に流されない、苦しい時だけでなく、うれしい時にも大袈裟にはしゃいだりしない事
 
精進波羅蜜(しょうじん) (努力すること)
目標に向かって努力を継続する事
 
禅定波羅蜜(ぜんじょう) (座禅すること)
信じる物に夢中になる事
 
智慧波羅蜜(ちえ) (前五つの波羅蜜の実践によって得られる智慧のことです。)
五つの修行で得られる気付きや経験をしっかりと身に着ける事
※解釈には諸説あり
 
春の彼岸を「彼岸」「春彼岸」と呼ぶのに対し、秋の彼岸を「のちの彼岸」「秋彼岸」と呼び分けることもあります。
太陽が真西に沈むとき、彼岸と此岸が最も通じやすくなると考えました。 春分と秋分は太陽が真東から昇って真西に沈み、昼と夜の長さがほぼ同じになる日ですが、お彼岸にお墓参りに行く風習は、この太陽に関係しています。
仏教では、生死の海を渡って到達する悟りの世界を彼岸といい、その反対側の私たちがいる迷いや煩悩に満ちた世界を此岸(しがん)といいます。
そして、彼岸は西に、此岸は東にあるとされており、太陽が真東から昇って真西に沈む秋分と春分は、彼岸と此岸がもっとも通じやすくなると考え、先祖供養をするようになりました。
お彼岸は日本独自の文化。 お彼岸はインドなど他の仏教国にはない日本だけの行事です。
日本では、正月など神道にまつわる行事を行う一方、仏教を説いた釈迦の教えも受け入れてきました。お彼岸は「日願」でもあるため、太陽の神を信仰する神道と結びつきやすかったという説もあります。
また、春の種まきや秋の収穫とも結びつき、自然に対する感謝や祈りがご先祖様に感謝する気持ちにもつながって、お彼岸は大切な行事となりました。
彼岸の中日である「春分の日」「秋分の日」は国民の祝日です。
祝日法による趣旨は……
・春分の日=『自然をたたえ、生物をいつくしむ日』
・秋分の日=『祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ日』
また、お彼岸は迷い、悩み、煩悩に惑わされている人間が、悟りの世界と通じるときでもあります。自然に寄り添う暮らしの中で、暑さ寒さやそれに伴う様々なつらさも、彼岸のころには和らいで楽になるよ……「暑さ寒さも彼岸まで」には、励ましの意もあったのです。
牡丹餅とお萩
お彼岸に良く見られる「ぼたもち」と「おはぎ」は、餅米とアンコで作られた同じ食べ物です。しかし食べる時期が異なる為、それぞれの季節の花を意識して名前が変えられています。春の彼岸にお供えする場合は「牡丹餅」と書き、一般的にはこしあんを使用します。一方、秋にお供えする場合は萩〔はぎ〕の花を意識して「お萩」と呼ばれ、あんは粒あんを使用します。
また、あずきは古くから邪気を払う効果がある食べ物として食べられており、それが先祖の供養と結びついたと言われています。
2023-02-24 05:34:00

桃の節句のオマケ

オマケ編
桃である意味〜&ついでに桃太郎
桃は大昔より数少ない貴重な果物でありました。香り、味、花の美しさがそろい、紅い小さな花と豊潤な果実を付るなど不老不死のイメージがあり、生のシンボルを思わせてました。
その中でも特に桃の実が柔らかく、みずみずしく、産毛、筋目から命の源の女性器に似ているとされ、邪悪な鬼を退散させる力を感じさせる為とも考えられてました。
よって桃は不老長寿を与える植物とされており、邪気を祓う力があるとされ様々な神事に取り入れられていたので、邪気祓いをする上巳の節句が桃の節句になったようですね^_^
オマケの桃太郎
昔から邪気の象徴は鬼とされており、邪気を祓う力のある桃には鬼を退治する力もあると考えられてきました。
この思想から、桃から生まれた桃太郎が鬼退治をする民話が誕生しました。
鬼は、風水では丑と寅の間の方角(北東)である「鬼門」からやって来ると考えられていることから、敵役である鬼が牛のような角を生やし、虎の腰巻きを履いているのも、風水の思想によるという解釈もあります。
猿・雉・犬
桃太郎は「鬼門」の鬼に対抗して、「裏鬼門」に位置する十二支の動物(申(サル)、酉(トリ=キジ)、戌(イヌ))を率います。
陰陽説の観点から鬼門を見るとどうでしょうか。
方位を十二支で表すと、艮が鬼門に当たります。
方位を陰陽説で考えると、陽は東と南となり、陰は西と北になります。
つまり、陰と陽の切り替わる場所がどこになるのかというと、東北と西南。
東北では陰から陽に、西南では陽から陰になります。
これは、鬼門の方位と裏鬼門の方位になります。
東北の方位は万物の終わりの場所であり、始まりの場所でもあります。
よってとても重要な門になります。
桃は邪悪な鬼を退治するものと考えられ、桃太郎となったのかな?と言われてますね〜
女の子を鬼から護る桃太郎って言うのもナイスな発想ですよね^_^
桃繋がりので、桃の節句と桃太郎でした。
参考までに
2023-02-24 05:33:00

桃の節句パート2

桃の節句の食
についてです。参考にどうぞ!
ひな祭りは女の子の健やかな成長を願う行事なのです。
菱餅、白酒、ちらし寿司など、ひな祭り定番の食にも意味があります。
今回は桃の節句の食について載せてみました。
案外知らないひな祭りの食の意味を見てみましょう!
日本の女性文化に根付いた意味があり、女の子の成長を願う親の気持ちが込められています。
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⚪︎はまぐりのお吸い物
 はまぐりは、平安時代には「貝合わせ」遊びなどで知られています。
はまぐりの貝殻は対になっているものでなければ、きれいに合わさらないため、このことからいつまでも仲睦まじい夫婦にたとえ、生涯ずっと一人の人と添い遂げることを願い縁起を担ぐために古くから、桃の節句に食される代表的な食べ物です。現在、はまぐりは高値なのであさりも代用できます。
⚪︎菱餅
まずはひしがたという特殊なかたち、これは心臓を表していると言われ、災厄を除きたいという、親が娘の健康を願う気持ちの現れといわれます。
緑、白、ピンク(桃)の餅を菱形にして3重にして飾ります。3色の意味には諸説あり!
緑は「健康と長寿」や「大地」を表します。
増血効果があるといわれるよもぎで色をつけています。
白は「洗浄」や「雪」を表します。
白餅には血圧を下げると言われるひしの実が入ります。
ピンクは「魔除け」や「桃」を表します。
解毒作用があるクチナシで色付けします。
緑は「大地」白は「雪」ピンクは「桃の花」を表し、「雪がとけて大地に草が芽生え、桃の花が咲く」という意味が込められているため、娘の健やかな成長を願う気持ちが込められています。
⚪︎雛あられ
餅に砂糖を絡めて炒ったひな祭りの節句の代表的なお菓子の一つです。
ひなあられにはピンク、緑、黄色、白の4色がありその色は四季を表したものとされています。
言われとしては、その昔、女の子たちがひな人形を持って、海辺や野山にでかけ、おひなさまに春の景色をみせてあげるという、なんともかわいらしい風習があり、その時にごちそうと一緒にひなあられを持っていったのが始まりという説があります。
また、でんぷんが多く健康に良いことから「1年中娘が健康で幸せに過ごせるように」という願いが込められています。
⚪︎甘酒
 元来、桃の花弁をお酒につけた桃花酒を飲んでいたと伝えられています。桃は邪気を払い、精神や体力に充実をもたらすということで、薬酒のひとつとして中国から伝来しました。
江戸時代からは、みりんに蒸した米や麹を混ぜて1カ月ほど熟成させた「白酒」の方が親しまれるようになりました。「白酒」はアルコール度数10%前後のお酒で大人しか飲めないので、お子様はノンアルコールの甘酒を代用してくださいね。
⚪︎ちらし寿司
 ちらし寿司は古くからひな祭りに食されていたものではありませんが、縁起の良い食材との相性バツグンな料理です。えび(長生き)、れんこん(見通しがきく)、豆(健康でまめに働ける)など縁起のいい具が祝いの席にふさわしく、三つ葉、卵、人参などの華やかな彩りが食卓に春を呼んでくれると感じで、ひな祭りの定番メニューとなったようです。
 以上がひな祭り定番の料理食ですが、祈願が成就すると言われるさざえや、野菜では、芽を出すものが喜ばれ、わらびやよもぎ、木の芽などをおひたしや浅漬けにしたり、白酒に浮かしたりして楽しみます。また、子どもたちにはよもぎ餅や桜餅など、春の香りを届けてはいかがでしょう⁉️

 

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