ぷち豆知識

2023-10-27 10:24:00

ハロウィン

 もうすぐハロウィン👻🎃ですね

Halloweenの豆知識🎃

Halloweenとは

万聖節(キリスト教で毎年11月1日にあらゆる聖人を記念する祝日)の前夜祭。

秋の収穫を祝い、悪霊を追い出す祭りです。

 

語源・・・Hallow(神聖な)+een(even=evening)

万聖節はAll Hallow'sと言います。その前日である事からAll Hallow's Eveと呼ばれていたのが、Hallow E'enとなり、短縮されてHalloweenと呼ばれるようになったというのが 有名な話です。

 

起源

数千年前の古代ケルト民族の祭り(Samhain)が起源と言われています。

古代ケルト人の1年の終りは10月31日で、この夜は夏の終わりを意味し、冬の始まりでもあり、死者の霊が家族を訪ねてくると信じられていたが、時期を同じくして出てくる有害な精霊や魔女、悪霊が 横暴し、子どもたちをさらったり、作物や家畜に害をなす夜でもありました。死者の霊を導いたり、また悪霊を払いさったりする為、身を守るため仮面を被り、魔除けの焚き火を焚いていました。これに因み、31日の夜、カボチャ(アメリカ大陸の発見以前はカブが用いられ、スコットランドではカブの一種ルタバガを用いる)をくりぬいた中に蝋燭を立てて「ジャック・オー・ランタン(Jack-o'-lantern)」を作り、魔女やお化けに仮装した子供たちが近くの家を1軒ずつ訪ねては「トリック・オア・トリート(Trick or treat. 「お菓子をくれないと悪戯するよ」または「いたずらか、お菓子か」)」と唱えたのです。家庭では、カボチャの菓子を作り、子供たちはもらったお菓子を持ち寄り、ハロウィン・パーティーを開いたりします。お菓子がもらえなかった場合は報復の悪戯をしてもよいらしい。)

 

古代ケルト人と古代ローマ人がブリテン島を征服してから両民族の祭りが組み合わさっていきました。

起源は古く、古代ケルト民族のドルイド教の収穫祭の行事に、ローマの果家女神Pomonaの祭が加味されたものらしいです。 その後、キリスト教が伝来していき、現在のHalloweenという名前になったのです。

つまり、Halloweenは、古代ケルト・古代ローマ・キリスト教という3つの要素が混合したものなのです。

 

ラテン系国家では、宗教的色彩が強いが、イギリス・アイルランド・アメリカでは民族的習慣が教会的儀常時と並行して残存しています。

 

Trick or Treatの由来

仮装して子どもたちが練り歩き、窓をたたき"Trick or Treat"と言ってお菓子をねだるのは、祭り用の食料をもらって歩いた農民の様子を まねたもので、中世のなごりだそうです。

諸説あり😆

日本でいう「お盆」に近いのかな?

ご先祖様が家に帰るなど、どこかにてますよね。

2023-09-09 07:28:00

重陽の節句

9月9日は、「重陽(ちょうよう)の節句」。

重陽の節句は、菊の花を飾ったり、菊の花びらを浮かべた菊酒を飲んだりして、不老長寿を願う行事の事

重陽の節句に欠かせないのが「菊」

旧暦では、菊の花が咲く季節であることから、「菊の節句」とも呼ばれてます。

古来中国の「菊水伝説」に由来し、

薬効の植物とされてきた菊が、平安時代に日本にも語り継がれ、不老長寿を願い邪気を払う花として定着。

重陽の節句では、菊酒を飲んだり、栗ご飯を食べる風習があります。

健康を願って、栗ご飯を食べて、菊酒🍶を呑んでみてわ

2023-08-12 07:26:00

お施餓鬼

お盆にまつわるお話パート2

 

お施餓鬼といいますと、「ああ、あの暑いときの行事だな」とご存知の方も多いかと存じます。

前回お話したお盆(盂蘭盆会)とお施餓鬼は一対をなすものでして、今回はこれについてお話しましょう。

 

施餓鬼という字を分解してみると「餓鬼に施す」となります。なぜ「餓鬼に施す」ことがお盆と対をなしているといえるのでしょうか?

 

お盆の時期になると、ご先祖様たちはそれぞれの子孫の家を訪れます。これを出迎え供養するのが盂蘭盆会ですが、中には帰る家がない、あるいは帰れない者たちがおり、それらが餓鬼となります。

餓鬼とは、食べようとするものにはトゲが生え、飲もうとするものは火と変じてしまうという苦しみを持った存在です。

 

彼らを供養し慰め、食べ物をご馳走する法要、それがお施餓鬼の行事であり、それゆえ法要の際にあげるお塔婆では「無縁一切精霊」を供養することになっているわけです。

これがお盆と一対の行事であるといった理由です。

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お施餓鬼の際、小さな旗をご覧になったり、持ち帰られたりした方がいるかと思います。

あれは「施餓鬼旗(せがきばた)」といい、昔は虫除けのお守りとして持ち帰り、畑に立てたものです。

 

畑の野菜が虫に食われるのは、餓鬼に食われたからだ、と考えていたからで、「うちはもう施したんだから、食べないでおくれよ」という意味があったのでしょう。

 

寺院の施餓鬼では「施餓鬼幡(せがきばん)」と呼ばれる旗を施餓鬼期間中に掲げます。この施餓鬼幡は宝勝如来・妙色身如来・甘露王如来・広博身如来・離怖畏如来の五如来の名前を記したもので、旗にその名前が記されます。盆棚に掲げられる旗もこの施餓鬼幡と同様のものが多いようです。

 

餓鬼はまたある種のご先祖様でもあります。きちんと施餓鬼供養されるとよいと思います。合掌🙏

 

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2023-08-12 07:24:00

お盆にまつわるお話

お盆とは
7月13日から5日間が七十二候の
「蓮始開(はすはじめてひらく)」。
蓮の花が咲き始める頃という意味ですが、
蓮の花は7月~8月にかけて咲く夏の花です。
仏教では、蓮は泥の中に生まれても汚れなく清らかに咲くことから「清浄無比の花」と尊ばれ、多くの仏典に「蓮華(れんげ)」の名で登場し、仏像の台座にもその形がよく使われております。
お盆の盆棚にも蓮の花を模した盆花を飾り、蓮の葉はご先祖様や仏様にお供え物を捧げるための器として使われます。
蓮の葉とお供えとお柄については、後ほど、小話をしましょう!
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元来、7月15日はお盆。今の新暦で表すと一般的には8月半ばに月遅れで行います。これは旧暦に合わせてあります。関東方面では7月という家も多いのは、江戸時代の江戸では、7月15日のお盆はとても大事な行事であり、薮入りというのが出来、奉行所など16日は唯一のお休みの日として、重要視されてましたので、新暦でもそのまま7月のお盆となっているのではないかとも言われております。
お盆は、先祖の霊を迎える日で、13日は迎え盆(お盆の入り)にあたります。
盆棚を設え、お墓参りに行き、その帰りに玄関で迎え火を焚いて祖先の霊をお迎えします。そして、お盆の間ゆっくりと過ごしたら、16日には精霊送りで霊をお送りします。
8月のお盆の精霊送りは京都の「五山送り火」や奈良の「大文字送り火」、長崎の「精霊流し」など有名です。
お盆の正式名称は「盂蘭盆会(うらぼんえ)」
「盂蘭盆」はインドのサンスクリット語の「ウラバンナ(逆さ吊り)」、ペルシャ語の「ウラヴァン(霊魂)」からきた言葉だといわれています。
「逆さ吊り」の由来が伝えられています。
お釈迦様の弟子のひとり、目連(もくれん)は神通力によって亡き母が地獄に落ち、逆さ吊りにされて苦しんでいると知り、どうしたら母親を救えるか、お釈迦様に相談したところ、お釈迦様は「夏の修行が終わった7月15日に僧侶を招き、多くの供物をささげて供養すれば母を救うことができるであろう」と説かれました。目連尊がその教えのままにしたところ、その功徳によって母親は極楽往生が遂げられたということから、精霊を供養する盂蘭盆会の行事が生まれたといわれています。
(またこれらを施餓鬼供養という所あり)
この盂蘭盆会の行事が日本の祖霊信仰と融合し、日本独自のお盆の風習がつくられてきたのてますね。
プチウンチク〜
蓮の葉とお供えとお柄
昔は、お盆にはご先祖様をお迎えかし、お供えなどをし、送り火と共にお供えを川に流したり、燃やしたり、土に埋めたりしました。よく「お盆のお供え食べたらアカンよ」と怒られましたね。何故?
実はお盆はご先祖様と餓鬼が一緒について来ます。餓鬼も下等のご先祖様ともいわれ、大きさがノミくらい、高い所に登れません。ほっといておくと家中の食べ物が無くなるとか腐ってしまい、それを食べると餓鬼になると言われたもの。その為お柄でハシゴをつくり、お盆棚に蓮の葉のお皿で、細かく切った野菜を入れてお供えします。お柄は登りやすい、蓮の葉の外側は、ザラザラして登りやすい、しかし蓮の葉の内側はツルツル滑りやすく、餓鬼は一度入ると外に出れないのです!よって蓮の葉が使われているのです。その中には沢山の餓鬼おられ、お供えを食べてはいけない、送り火に一緒に流したり、燃やしたり、埋めたりしたと言うお話でした!

 

2023-07-07 11:00:00

七夕の由来や飾り物

七夕の歴史・由来
七夕は「たなばた」または「しちせき」とも読み、古くから行われている日本のお祭り行事で、
一年間の重要な節句をあらわす五節句のひとつにも数えられています。
毎年7月7日の夜に、願いごとを書いた色とりどりの短冊や飾りを笹の葉につるし、
星にお祈りをする習慣が今も残ります。みなさんも子供のころ、たくさんの短冊をつるしておりひめとひこぼしに
お願いごとをしたのではないでしょうか?
では七夕はいったいいつから、どのようにして始まったのでしょうか?
その起源には数多く説がありますが、
(1)もともと日本の神事であった「棚機(たなばた)」と
(2)おりひめとひこぼしの伝説と
(3)奈良時代に中国から伝来した「乞巧奠(きこうでん)」
という行事があわさったものと言われています。
「棚機(たなばた)」とは古い日本の禊ぎ(みそぎ)行事で、乙女が着物を織って棚にそなえ、
神さまを迎えて秋の豊作を祈ったり人々のけがれをはらうというものでした。
選ばれた乙女は「棚機女(たなばたつめ)」と呼ばれ、川などの清い水辺にある機屋(はたや)にこもって
神さまのために心をこめて着物を織ります。そのときに使われたのが「棚機」(たなばた)という織り機です。
やがて仏教が伝わると、この行事はお盆を迎える準備として7月7日の夜に行われるようになりました。
現在七夕という二文字で「たなばた」と当て字で読んでいるのも、ここから来ていると言われています。
琴座のベガと呼ばれる織女(しゅくじょ)星は裁縫の仕事、鷲(わし)座のアルタイルと呼ばれる
牽牛(けんぎゅう)星は農業の仕事をつかさどる星と考えられていました。
この二つの星は旧暦7月7日に天の川をはさんで最も光り輝いているように見えることから、
中国でこの日を一年一度のめぐりあいの日と考え、七夕ストーリー
「乞巧奠(きこうでん)」は、中国の行事で7月7日に織女星にあやかってはた織りや裁縫が
上達するようにとお祈りをする風習から生まれました。庭先の祭壇に針などをそなえて、
星に祈りを捧げます。やがてはた織りだけでなく芸事や書道などの上達も願うようになりました
笹竹は神聖なもの
七夕よりずっと以前から、笹(竹)は神聖なものとして大切に扱われていました。
笹(竹)は、根強く、繁殖力も強く、風雪寒暖にも強い。その生命力と神秘性を兼ね備えた笹(竹)は
昔から神事などにも使われるほどでした。また、笹の葉の擦れ合う音は、神様を招くとされ、
神聖なものとして扱われてきたのです。
ですから、七夕の願い事も、神聖な笹(竹)に吊るすようになったのです。
笹竹に飾るもの
「たなばたさまのうた」の2番にこんな歌詞が出てきます。
♪五色の短冊
♪わたしが書いた
ここに出てくる「五色の短冊」を始め、七夕の時には笹竹に、短冊以外にも色んな飾りつけをします。
五色の短冊の意味
中国の陰陽五行説にちなんだもので、
「青(緑)、赤、黄、白、黒(紫)」の五色を言います。
「青=木、赤=火、黄=土、白=金、黒=水」を表し「この世のすべてのものの根源である」という意味のものです。
この五色は、日本の歴史や文化にも深く関わっていて、様々な年中行事でも使われることが多い五色となっています。
その他の七夕の飾りの意味
五色の短冊以外にも、七夕の笹竹への飾りは意味があります。
■折鶴:長寿を願う。
■神衣(かみこ):裁縫が上達。着るものに困らない。災いを人形に移す。
■財布(巾着):金運上昇。
■網飾り:豊年豊作大漁。
■吹き流し:おりひめの織糸を象徴。
■くずかご:清潔と節約を心掛ける。
それぞれの飾りに意味や由来がありますね。
七夕を飾る日や期間は?
七夕の飾る時期や片付ける時期を知る前に、七夕の時期を確認しましょう!
七夕は一般的には7月7日となっていますが、
地域によって七夕の時期は異なっています。
地域によって7月7日前後と、8月7日前後となります。
七夕の時期が地域で異なるのは、旧暦と新暦が関係しています。
七夕を飾るのは、七夕の前日の夕方から晩におこなう場合が多いようです。
たとえば、7月7日の場合は7月6日の夕方から晩、8月7日の場合は8月6日の夕方から晩にかけてになります。
七夕はイベントとして広く親しまれるようになり、飾る時期は、あまりこだわらなくなっております。
本来の風習通りに飾るか、こだわらずに早めに飾るかは、自分のやりやすい時期を選択していいと思います。
片付け時期については、終わったらなるべく早くが理想ですが、イベントや地域に合わせ片付けましょう!
お飾りの処理方法
七夕飾りの処理方法は、
お寺や神社に持っていってお焚き上げしてもらう
(お焚き上げをしているか、確認すること)
七夕イベントで回収してもらえるところに持っていく(問い合わせして、確認が必要)
白い紙くるんでゴミに出す
などなど
マナーを守って、星に願いをしましょう
今年の七夕🎋はお天気になりますように❣️

 

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