ぷち豆知識
重陽の節句
9月9日は、「重陽(ちょうよう)の節句」。
重陽の節句は、菊の花を飾ったり、菊の花びらを浮かべた菊酒を飲んだりして、不老長寿を願う行事の事
重陽の節句に欠かせないのが「菊」
旧暦では、菊の花が咲く季節であることから、「菊の節句」とも呼ばれてます。
古来中国の「菊水伝説」に由来し、
薬効の植物とされてきた菊が、平安時代に日本にも語り継がれ、不老長寿を願い邪気を払う花として定着。
重陽の節句では、菊酒を飲んだり、栗ご飯を食べる風習があります。
健康を願って、栗ご飯を食べて、菊酒🍶を呑んでみてわ
お施餓鬼
お盆にまつわるお話パート2
お施餓鬼といいますと、「ああ、あの暑いときの行事だな」とご存知の方も多いかと存じます。
前回お話したお盆(盂蘭盆会)とお施餓鬼は一対をなすものでして、今回はこれについてお話しましょう。
施餓鬼という字を分解してみると「餓鬼に施す」となります。なぜ「餓鬼に施す」ことがお盆と対をなしているといえるのでしょうか?
お盆の時期になると、ご先祖様たちはそれぞれの子孫の家を訪れます。これを出迎え供養するのが盂蘭盆会ですが、中には帰る家がない、あるいは帰れない者たちがおり、それらが餓鬼となります。
餓鬼とは、食べようとするものにはトゲが生え、飲もうとするものは火と変じてしまうという苦しみを持った存在です。
彼らを供養し慰め、食べ物をご馳走する法要、それがお施餓鬼の行事であり、それゆえ法要の際にあげるお塔婆では「無縁一切精霊」を供養することになっているわけです。
これがお盆と一対の行事であるといった理由です。
お施餓鬼の際、小さな旗をご覧になったり、持ち帰られたりした方がいるかと思います。
あれは「施餓鬼旗(せがきばた)」といい、昔は虫除けのお守りとして持ち帰り、畑に立てたものです。
畑の野菜が虫に食われるのは、餓鬼に食われたからだ、と考えていたからで、「うちはもう施したんだから、食べないでおくれよ」という意味があったのでしょう。
寺院の施餓鬼では「施餓鬼幡(せがきばん)」と呼ばれる旗を施餓鬼期間中に掲げます。この施餓鬼幡は宝勝如来・妙色身如来・甘露王如来・広博身如来・離怖畏如来の五如来の名前を記したもので、旗にその名前が記されます。盆棚に掲げられる旗もこの施餓鬼幡と同様のものが多いようです。
餓鬼はまたある種のご先祖様でもあります。きちんと施餓鬼供養されるとよいと思います。合掌🙏
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お盆にまつわるお話
七夕の由来や飾り物
こどもの日
こどもの日は、端午(たんご)の節句の日
子どもたちが元気に育ち、大きくなったことをお祝いする日
もともと5月5日は「端午の節句(たんごのせっく)」で、男の子の健やかな成長や幸せを祈って、お祝いをする日
1948年に、5月5日を「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」お休みの日となり、端午の節句の日が、こどもの日になりました。
男の子の日から子供たちみんなになり
母に感謝する日だったんですね。
端午の節句は、
もともとは病気や災い(悪いもの)をさけるためのお祓い行事
その行事のために使っていた「菖蒲(しょうぶ)」が、兜に菖蒲を飾ったり流鏑馬などの勇壮な行事となり、男の子の行事になって、江戸時代に徳川幕府によって定められ、男の子の健康と出世を願う行事として定着。
鯉のぼり
「鯉」というお魚は、強くて流れが速くて強い川でも元気に泳ぎ、滝をものぼってしまう魚。
そんなたくましい鯉のように、子どもたちが元気に大きくなることをお願いする意味が込められています。
五色の吹流しは、子どもの無事な成長を願って悪いものを追い払う意味が込められている。
柏餅
柏の葉でおもちを包んだもの。
柏の葉は、新しい芽が出るまで落ちない「子孫繁栄」の縁起を担ぐ食べ物
菖蒲湯
菖蒲の葉っぱは香りが強いため、病気や悪いものを追い払ってくれる
兜や鎧
子どもの身を守って元気に大きく育つようにたくましく強く育って欲しいという意味が込められている
そのほかの食べ物
ちまき、べこ餅、あくまき、カツオ
子供と一緒に、母への感謝し、楽しくお過ごしましょう!