ぷち豆知識

2022-09-14 06:00:00

お彼岸

彼岸(ひがん)は雑節の一つで、春分・秋分を中日とし、前後各3日を合わせた各7日間(1年で計14日間)です。この期間に行う仏事を彼岸会(ひがんえ)と呼びます。
最初の日を「彼岸の入り」、最後の日を「彼岸明け」(あるいは地方によっては「はしりくち」)と呼びます。
俗に、中日に先祖に感謝し、残る6日は、悟りの境地に達するのに必要な6つの徳目「六波羅蜜」を1日に1つずつ修める日とされています。
この六波羅蜜はすべて実践できる、実践すべき教えです。実践することにより、般若(単なる智慧でなく、どこまでも深まっていく智慧)が身に付きます。ひいては、此岸にいながらにして彼岸に渡ることになります
 
布施波羅蜜(ふせ) 布施をすること
 
持戒波羅蜜(じかい) 戒律を持って生きること
 
忍辱波羅蜜(にんにく) 堪え忍ぶこと
 
精進波羅蜜(しょうじん) 努力すること
 
禅定波羅蜜(ぜんじょう) 座禅すること
 
智慧波羅蜜(ちえ) 前五つの波羅蜜の実践によって得られる智慧のことです。
(解釈を間違ってましたらすいません)
9月20日(火) 彼岸入り
9月23日(金・祝) 中日(秋分の日)
9月26日(月) 彼岸明け
春の彼岸を「彼岸」「春彼岸」と呼ぶのに対し、秋の彼岸を「のちの彼岸」「秋彼岸」と呼び分けることもあります。
太陽が真西に沈むとき、彼岸と此岸が最も通じやすくなると考えました。 春分と秋分は太陽が真東から昇って真西に沈み、昼と夜の長さがほぼ同じになる日ですが、お彼岸にお墓参りに行く風習は、この太陽に関係しています。
仏教では、生死の海を渡って到達する悟りの世界を彼岸といい、その反対側の私たちがいる迷いや煩悩に満ちた世界を此岸(しがん)といいます。
そして、彼岸は西に、此岸は東にあるとされており、太陽が真東から昇って真西に沈む秋分と春分は、彼岸と此岸がもっとも通じやすくなると考え、先祖供養をするようになりました。
お彼岸は日本独自の文化。 お彼岸はインドなど他の仏教国にはない日本だけの行事です。日本では、正月など神道にまつわる行事を行う一方、仏教を説いた釈迦の教えも受け入れてきました。お彼岸は「日願」でもあるため、太陽の神を信仰する神道と結びつきやすかったという説もあります。
また、春の種まきや秋の収穫とも結びつき、自然に対する感謝や祈りがご先祖様に感謝する気持ちにもつながって、お彼岸は大切な行事となりました。
彼岸の中日である「春分の日」「秋分の日」は国民の祝日です。
祝日法による趣旨は……
・春分の日=『自然をたたえ、生物をいつくしむ日』
・秋分の日=『祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ日』
暑さ寒さも彼岸までとは?
秋彼岸を過ぎると太陽の出番が少なくなり、暑さも和らぎます。春はこの逆ですね。 春分と秋分は、いずれも二十四節気のひとつで、暦の上では春と秋の折り返し地点となります。
そして、春分と秋分に昼と夜の長さがほぼ同じになり、春分以降は昼が長く、秋分以降は秋の夜長に向かいます。
●春分は春(立春~立夏の前日)の折り返し地点
⇒春分以降、昼が長くなってゆく⇒寒さが和らぎ暖かくなる
●秋分は秋(立秋~立冬の前日)の折り返し地点
⇒秋分以降、昼が短くなってゆく⇒暑さが和らぎ涼しくなる
ただし、昼と夜の長さが同じだからといって、春分と秋分の気候が同じになるわけではありません。暑さの名残で秋分のほうが10度以上も気温が高いのですが、厳しい残暑や寒さも目処がつくため、「暑さ寒さも彼岸まで」というようになりました。
また、お彼岸は迷い、悩み、煩悩に惑わされている人間が、悟りの世界と通じるときでもあります。自然に寄り添う暮らしの中で、暑さ寒さやそれに伴う様々なつらさも、彼岸のころには和らいで楽になるよ……「暑さ寒さも彼岸まで」には、励ましの意もあったのです。
牡丹餅とお萩
お彼岸に良く見られる「ぼたもち」と「おはぎ」は、餅米とアンコで作られた同じ食べ物です。しかし食べる時期が異なる為、それぞれの季節の花を意識して名前が変えられています。春の彼岸にお供えする場合は「牡丹餅」と書き、一般的にはこしあんを使用します。一方、秋にお供えする場合は萩〔はぎ〕の花を意識して「お萩」と呼ばれ、あんは粒あんを使用します。
また、あずきは古くから邪気を払う効果がある食べ物として食べられており、それが先祖の供養と結びついたと言われています。
2022-09-10 07:33:00

中秋の名月

今夜の9/10は「中秋の名月」満月🌕ですね。

十五夜お月さま🌕

お天気が良くて、見えると良いですね🌕

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旧暦は、月の満ち欠けを基準に、新月になる日を各月の1日としていました。よって、毎月真ん中の15日は(ほぼ)満月となります。「十五夜」という言葉は、この旧暦の毎月15日の夜、または満月の夜という意味を持ちます。

現在では、十五夜といえば「中秋の名月(のお月見行事)」をさすものとして使われる事が多いようです。

 

「中秋」とは「秋の真ん中」という意味。旧暦8月15日の月=秋の真ん中の日の月ということから、「中秋の名月」と名付けられているのです。

 

小さなお子さんには「秋の真ん中に、一年で一番きれいな月を眺めて楽しむ日」「昔の8月15日にあたる日だから、十五夜ともいうんだよ」などと話すと良いかもしれませんね☺️

 

団子やススキ🌾は

穀物の収穫に感謝する為のお供え

ススキ🌾は米の稲に似てるから

農作物で、月の様な丸い物などから団子や芋🥔などお供えしたようですね。

形は地域によって違うみたいですよ😊

さぁ団子に月餅など楽しみましょうね

 

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2022-09-09 08:44:00

重陽の節句

重陽の節句(ちょうようのせっく)

9月9日は五節句の1つである「重陽の節句」です。

「菊の節句」とも呼ばれ、菊酒を飲んだり、栗ご飯を食べたりして無病息災や長寿を願います。

 

「重陽の節句」は平安時代の初めに中国より伝わり、古来中国では、奇数は縁起が良い「陽数」、偶数は縁起の悪い「陰数」と考えられ、陽数の最大値である「9」が重なる9月9日を「重陽」と呼び、節句の1つとしました。

 

陽数が重なると災いが起こりやすく不吉だとも考えられており、よくないことが起きないようにと、9月9日には邪気を払う風習とも

 

旧暦の9月9日は、現在の10月中旬ごろにあたり、まさに菊が美しく咲く時期であり、菊は「仙境に咲く霊薬」として、邪気を払い長寿の効能があると信じられておりました。

重陽の節句は「菊の節句」とも呼ばれ.菊の香りを移した「菊酒」を飲んで邪気を払い無病息災や長寿を願います。

また、重陽の節句は作物の収穫時期と重なるため、「栗の節句」として「栗ごはん」を食べて祝っていました。

 

さらに、「くんち(九日)に茄子を食べると中風にならない」という言い伝えもあります。「くんち」とは、収穫を祝う秋祭りの総称の1つです。旧暦の9月9日、重陽の節句の際に行われた祭りであることから、「九日(くんち)」の名前が定着したと言われています。

「中風」とは、発熱や悪寒、頭痛などの症状の総称です。重陽の節句に「茄子の煮びたし」や「焼き茄子」などの茄子料理を食べ、不老長寿や無病息災を祈りました。

 

無病息災を願う重陽の節句。

今年は菊酒や栗ごはんを味わい邪気を払ってみてはいかがでしょうか。

 

2022-08-27 10:20:00

万灯会 精霊流し

灯籠流し(とうろうながし)は、死者の魂を弔って灯籠(灯篭)やお盆の供え物を海や川に流す日本の行事です。
一般的には、お盆の行事送り火の一種でありますが、地域により解釈は異なります。
長崎とか九州は精霊流しともいいます。
万灯会
多くの灯明をともして仏・菩薩、神を供養し、衆人の罪障を懺悔(さんげ)し、滅罪を祈願する法会の事。
1万坏あるいはそれに準ずる多くの灯明をともして,仏・神を供養する法会。単に万灯ともいわれてます。繁栄安穏を祈り,懺悔滅罪のために個人あるいは国家などが行ったもので,万灯会に対して千灯会といわれる法会も行われました。日本では651年(白雉2)味経(あじふ)宮で2700余の灯を燃やしたという《日本書紀》孝徳天皇条の記載が初見で,744年(天平16)に東大寺の前身である金鐘寺で1万坏の燃灯供養を行った例が最も古いとされてます。
最近では、灯籠流しが出来ないため
万灯会、萬灯会する所もあり、同じ意味でされてるようです。

 

2022-08-23 19:23:00

地蔵盆

地蔵盆とは?

8月の23.24.25日を中心に行われる行事

地蔵信仰から生まれた行事です。

主に近畿地方で行われる行事で、関東から北ではあまり定着していない行事。

子どもの守り神とされる地蔵菩薩をお祀りすることで、子どもの幸せや健康を願う年中行事の一つとなっています。

地蔵盆にはお地蔵様にお供え物を捧げ、みんなでゲームをしたりお菓子を食べたりして楽しく過ごします。

 

旧暦7月24日以外の地蔵菩薩の縁日の24日は地蔵会(じぞうえ)、地蔵祭と呼ばれ、旧暦7月24日については盂蘭盆会(お盆)の時期に近く、それにちなんで地蔵盆やお盆祭の終りの日であったため地蔵盆と呼ばれるようになったという

お盆行事のラストイベントみたいなものですね。

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