ぷち豆知識

2022-07-25 06:24:00

喪中と忌中の違い

喪中と忌中の違いと
神棚の扱い方
神道と仏教の違いに注意!
喪中とは、家族などの近い関係の人が亡くなった場合に、故人のことを想い、偲ぶ期間のことです。喪中は、悲しさから立ち直っていくための精神面のことをさしています。
忌中は、喪中とは違い 故人のことを第一に考えることが求められます。
家族が亡くなった後、神道はその魂は生き続けると考えられています。その魂は、『祖霊』になり、今を生きる私たちを守ってくれるのです。
このことから、忌中の観点から家族が亡くなった時に最も重要なのは、故人を弔う
故人の魂を鎮めること。

喪中ということは、自分にとって近しい方が亡くなっています。その際、宗派によって異なりますが、1年ほど喪に服します。

喪中の神棚には触れてはいけない
『初詣』や『ご来光を見に行く』などの行為は、 神道 という宗教のものです。
神道では、人が亡くなることを『穢れ(けがれ)』として捉え、忌み嫌っています。しかし、亡くなった人の死が『穢れている』という考えではなく、大切な人を喪ったショックによって『気枯れ』てしまうことを指しています。
そのため喪中の際には、神が嫌がる行為をしない、つまり 神棚に触れない ことを心がけましょう。
喪中の時の行動
喪中の際は、祝いの席への出出席は控えたほうが良いでしょう。悲しみから立ち直れずにいるかもしれませんが、喪中が終われば日常は戻ってきます。
喪中になると、神棚封じを行います。神棚封じとは、近しい方が亡くなった際に、神棚の正面に半紙を貼ることで封印を行うことです。
神棚封じの意味
前述した通り、神道は死を忌み嫌います。また、 出産 も神道では『穢れ』とされています。
つまり、神棚を穢れから守るために神棚封じを行うのです。喪中が終わり、いつもの日々に戻るまでの間、神様との距離をおきます。
神棚封じのやり方
だは次に、神棚封じのやり方について説明します。最近では、家族が行うケースもありますが、一般的には 他人である第三者 が行います。
その理由は、家族は喪中ですのですでに穢れが及んでいます。そのため、神棚封じであっても神棚を触らない方が良いと考えられていました。
その地域によって変わることもありますので、神棚封じを行う前に親族の方などに確認を取るのが無難です。
神棚封じの手順
では、神棚封じの手順を把握しておきましょう。
手順 すること
神棚の中の神に挨拶
亡くなった家族の紹介
全てのお供え物を下げる
神棚の扉を閉める
扉の正面に半紙を貼る
手順は以上のようになっています。家族の誰かが亡くなったら、まずは神棚に訃報をお伝えしましょう。
また、神棚にしめ縄をつけている際には、その縄に半紙をテープで止めます。
家族のための神棚封じ
家族が亡くなった後、神道はその魂は生き続けると考えられています。その魂は、『祖霊』になり、今を生きる私たちを守ってくれるのです。
このことから、家族が亡くなった時に最も重要なのは、
故人を弔う
故人の魂を鎮める
以上の2点です。つまり、 故人のことを第一に考えることが求められます。
なぜ白い紙?
封印の際に白い紙や半紙を使う理由は、 聖域を犯させないようにするため です。半紙を使って封印を行うのが一般的ですが、大きさによって半紙だと小さい場合があります。
しかし、全体をおおう必要はないので、扉の正面に半紙を貼り付けます。紙を止める際には、テープを使用します。
神棚の喪中の期間
次に、期間について説明します。神棚封じの期間としては、 忌明けである50日目 です。喪中の1年間と間違えないように覚えておきましょう。
しかし、地域によって期間にも違いが生じます。例としては、
父母は50日
祖父母は30日
という地域も存在します。ご自身の地域の期間がどうなっているか確認を取るようにしましょう。
仏教の場合
前述したように、神道は50日で封印を解きますが、仏教の場合は 49日で神棚封じを終えます。 1日ですが、必ず間違えないよう注意しましょう。
封印をとく
神棚を封じて50日経った際には、封印をとく必要があります。その際には、
手順 すること
扉の半紙をとる
お供え物をする
以上のようにして封印を解きましょう。
喪中といえど、しばらく神棚を放置しておくのは気がひけると思います。しかし、掃除といえど 神棚封じの最中は、神棚に触れるのは厳禁です。
50日経ち、封印を解くまでは必ず触れないようにしましょう。
礼拝もダメ?
礼拝も喪中の間は 行うべきではありません。 神様を穢れから守るためにも、そっとしておくにしましょう。
神棚には、お供え物や飾り物があります。喪中の間のそれらの扱いについて確認してきましょう。
神棚の主な飾り物は、
かがみもち
しめ縄
門松
以上のものです。では、取り扱い方法を見ていきます。
かがみもち・門松
かがみもちなどは、お祝い事として飾られます。喪中の際にはそのようなことは行いません。
故人が明るく、お祝い事が大好きであったら飾るケースもありますが、一般的にはお正月といえど、飾らないのが無難です。
しめ縄
しめ縄は、年末から年始にかけて新しいものを飾ります。しかし、喪中の際には神棚に触れられません。
したがって、喪中が終わった際に交換を行いましょう。
しめ縄に関しては、こちらの記事も参考にしてください。
お供え物
お供え物も神棚封じの際に下げるようにします。その後、喪中の間はお供え物は必要ありません。
神棚のお札は、年末年始にかけて新しいものに交換します。年末年始、どちらで新しいものにしても構いませんが、神様のためにもそのまま何年もつけ続けることはやめましょう。
では、年末年始にお札を納める場合のやり方を見ていきます。
すること
年末 お札をもらった神社に納める
年始 初詣で神社の納札箱に納める
以上のようにして古いお札を納めます。しかし、年末年始の期間が喪中だった場合はどうすれば良いのでしょうか?
喪中の神棚のお札交換
喪中の際にお札を交換するか迷うと思います。喪中といえど、古いお札のままで新年を迎えるのはあまり良い感じがしません。
しかし、 喪中の際に新年がきた場合は、お札は交換しなくて良い のです。喪中の際に年を越した場合でも、神棚を触ってはいけません。
喪中があけた際に、神社へお札を納め、新しいお札に交換しましょう。
年度の途中でもらったお札
一年のうちの途中から神棚にお札をつけた際には、必ずしも 年末年始に交換する必要はありません。 その場合は、つけ始めた時期と同じタイミング、つまり一年後に交換を行います。
そのタイミングが喪中だった場合は、年末年始の際と同様に、喪中があけてから交換を行いましょう。
喪中の際の神棚への配慮を忘れずに   
神道では人が亡くなるのはけがれとして忌み嫌っています。そのため喪中は神棚に触れないようにします。
喪中の神棚封じは他人や第三者が行います。挨拶をし、故人を紹介してお供えを下げて扉を閉め、半紙を張ります。
喪中の神棚封じは忌明けまでの50日間行います。封印を解く際は半紙を外してお供えをします。
喪中の際には、神棚はもちろんのこと、配慮すべきことが多く存在しています。
家族がなくなり悲しみも大きいですが、神様にも十分に配慮することできっと故人も浮かばれると思います。
NGな行動は避け、喪中の際に正しい行動を取るようにしましょう。

 

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